ニュース 電子 作成日:2011年7月18日_記事番号:T00031311
今年上半期はデスクトップ型パソコンの需要が堅調に推移し、マザーボードメーカーの出荷が予想を上回ったが、マザーボード大手の華碩電脳(ASUS)は最近、部品在庫を削減する動きを見せており、今後の需要動向に不安感が広がっている。18日付電子時報が伝えた。
ASUSは今年上半期、ライバルの技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の組織再編などに乗じてシェアを伸ばし、上半期のマザーボード出荷は1,140万枚に上った。同社は通年で前年比5%増の2,300万枚の出荷を見込んでいる。
しかし、業界関係者によると、ASUSは6月時点でマザーボードの部品在庫が250万枚分あったが、7月には在庫を100万~150万枚分まで縮小したもようだ。
業界関係者の間では、例年のデータから見て、第3四半期は前期よりも15~20%伸びるが、ASUSは逆に在庫を減らす動きを見せており、欧米市場や中国市場で下半期にPC需要が伸び悩むのではないかとの観測が広がり始めている。
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