ニュース 社会 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031321
新北市中和区では、同じ区内にもかかわらず、員山路を挟んで水道料金が2倍に跳ね上がることが住民からの訴えで明らかとなった。しかも、高い水道料金を払っている側の水質の方が悪いことも判明し、「不合理だ」と強い不満の声が上がっている。19日付蘋果日報が報じた。
道路を挟んで水道料金が変わるのは、ちょうどこの道路が、給水を石門ダム(桃園県・新竹県)から受ける地域と翡翠ダム(新北市)から受ける地域の境界線に当たるためだ。
蘋果日報が水道会社の料金制度に従って計算したところ、「石門ダムエリア」の水道料金は、1世帯4人で2カ月約613台湾元(約1,670円)となるのに対し、「翡翠ダムエリア」は約328元で済むという結果となった。
さらに住民の陳情を受け、現地を視察した李婉鈺市議(民進党)が水質測定器で調べたところ、水道水に含まれるTDS(総溶解固形物)は、「石門ダムエリア」が66mg/l、「翡翠ダムエリア」が41mg/lと「石門ダムエリア」の方がにごりが強いことが分かった。
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