ニュース 政治 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031322
国防部は19日発表した「国防報告書」の中で中国の軍事予算について、公表されていない「隠し予算」を合わせると米国に次ぐ世界2位の規模で、台湾との差は21倍にも達すると指摘。その上で、中国は既に台湾の離島を制圧できる軍事力を備えていると分析した。同日付自由時報などが報じた。
報告書によると、中国の兵力230万人に対し、台湾は27万人でその差約8.5倍。武器装備の面でも、中国はミサイルや潜水艦戦力で絶対的な優位に立っていると指摘した。特に東南沿海部の基地には台湾に向けた弾道ミサイル1,000基以上が配備されているという。
また、中国は昨年、航空母艦を攻撃する中距離対艦弾道ミサイル「DF−21D」を少量生産部署の管轄に含めたと指摘。これに対し林郁方・立法委員(国民党)は、2020年には中国が(米国など)外国の軍事介入を阻止する能力を獲得し、台湾に対し大規模な軍事行動を取れるようになることを意味するとの見方を示した。
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