ニュース その他分野 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031323
台北市の高級ホテル、六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)でアルバイトをしていた女子大学生が、上司の命令でハイヒールを履き勤務中、厨房の床で滑って転倒し、それが原因で脳内出血を起こして死亡したとされる労災認定問題で、二審判決が21日に言い渡される。労働団体はホテル側が人命を軽視しているとして、判決前に責任を認めるよう批判を強めている。19日付蘋果日報が伝えた。
同ホテルのビュッフェでアルバイトをしていた王貝今さん(当時23)は、2005年8月にハイヒールを履いて勤務中、厨房の滑りやすい床で転倒。王さんは出勤を続けたが、数日後に自宅で倒れ、病院で脳内出血のため死亡した。
これについて、労工保険局は労災認定を行ったが、ホテル側は賠償に応じず、損害賠償訴訟の一審では、脳内出血と転倒には因果関係がないとして、原告敗訴の判決が下されていた。
遺族は「事故前に安全に配慮しなかった上、事故後にも責任を取らず、香典として5,000台湾元(約1万4,000円)を出しただけで賠償にも応じようとしない」として、ホテル側を批判している。
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