ニュース 金融 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031328
生命保険会社の統計によると、外貨建て保険商品の上半期新規契約保険料は前年同期比5割以上増の1,002億台湾元(約2,700億円)に上り、新規契約全体の約20%を占めた。特に米ドル建て保険商品は利率が高い上、保険金額が同額の台湾元建て商品と比べてドル安のため保険料が2〜4割安く、下半期も主力商品となりそうだ。19日付工商時報が報じた。
外貨建て保険商品の新規契約保険料が新規契約全体の6割以上を占めたのは、▽南山人寿保険▽三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)▽全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ・インシュアランス)▽宏利人寿保険国際(マニュライフ)▽保徳信国際人寿保険(プルデンシャル)──で、外資系生保が並んだ。台湾の主要生保、▽国泰人寿保険(キャセイライフ)▽富邦人寿保険▽新光人寿保険▽台湾人寿保険──も同2〜4割を占めた。
業界関係者は、人民元建て保険商品の発売時期を問い合わせる声が多いと指摘。また、外貨建て保険商品は、投資額全体の45%に上限が定められている海外投資に算入されるため、販売拡大に向け、行政院金融監督管理委員会(金管会)に法改正を働きかけているという。
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