ニュース その他製造 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031331
太陽電池産業の最も川上に位置する多結晶シリコン(ポリシリコン)は、太陽電池による発電コストが商用電力と同等かそれ以下になる「グリッドパリティ」を目指す上で鍵を握る。こうした中、昨年3月に設立された高陵科技が、低コストでポリシリコンを生産可能にする「Super Metal Grade」製法を開発。生産コストを今年中に1キログラム当たり20米ドルまで引き下げることを目指す。19日付工商時報が報じた。
同社の製法は、従来のエネルギー消費量が大きく、工場建設コストも高いシーメンス法とは異なり、年産1,000トン規模の工場を2,000万米ドルで建設できるという。同社は現在、桃園県大渓鎮に工場を建設中で、年産1万トンを目指し、来年末までに2億米ドルの資金調達を計画している。
なお、同社にはNEC、サムスン電子、三菱、サムコなどの半導体部門で重要な役職や顧問を歴任した太陽電池分野の専門家、星野政宏氏も中心メンバーとして参画している。
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