ニュース 電子 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031336
アップルが宏達国際電子(HTC)を訴えた特許侵害訴訟でこのほど、米国際貿易委員会(ITC)からHTC敗訴の仮決定が出されたことを受けて、ゴールドマン・サックス証券は、今回の訴訟にかかわるHTC製品に主力機種は含まれていないため、両社の特許紛争の焦点は、今月8日にアップルが起こした2回目の訴訟となるとの見方を示した。19日付工商時報が報じた。
同証券はその上で、2回目の訴訟では「Incredible」シリーズや、世界初の4G(第4世代)規格「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」対応スマートフォン「ThunderBolt」など主力機種に影響が及ぶため、この訴訟にHTCが敗訴し、米国向け出荷に1台13米ドル以上の権利金支払いが必要となれば、来年同社の利益はゼロ成長となる可能性もあると指摘した。2回目の訴訟は12〜18カ月後に結果が明らかとなる見通しだ。
なお、1回目の敗訴を受け、HTCの周永明執行長(CEO)は、全世界の従業員にメールを送付し、上訴する姿勢を重ねて示した上で「必ず訴訟に勝てると信じている」と表明した。
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