ニュース 電子 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031337
中華電信の張暁東総経理は18日、早ければ来年上半期にも一部地域で上りと下りの伝送速度が等しいSDSL(対称型デジタル加入者線)による通信速度100メガビット毎秒(Mbps)のインターネット接続サービスの提供を開始すると発表した。19日付中国時報が伝えた。
100Mbpsサービスの開始は、国家通訊伝播委員会(NCC)が同社に対し、日本などと同様のSDSLサービスを実施するよう求めたことに応じるもの。同社はこれまで、P2P(ピアツーピア)業者により長時間ネットワークが独占されるとして、SDSLサービスの提供に消極的で、高額な専用回線契約が必要だった。
また現在同社が提供している光ファイバーによる100Mbpsプランは、上り通信速度が10Mbpsにとどまる一方、月額料金は1,399台湾元(約3,800円)と、韓国の上り/下りとも100Mbpsで1,259元(台湾元換算)と比較しても高額で消費者から大きな不満が出ている。
NCC営運管理処の鄭明宗科長はSDSL接続料金について、他国・地域と同水準にするよう要求していく方針を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722