ニュース 電子 作成日:2011年7月19日_記事番号:T00031338
中華電信は8月から来年末まで、第3世代(3G)方式によるモバイルデータ通信について、データ量に上限のない定額制プランのユーザーで、1カ月の通信量が1ギガバイト(GB)を下回った場合、月額料金を2割引き下げる。適用されるのは▽月額950台湾元(約2,600円)の携帯電話向け「mPro 950」▽同850元のノートパソコン向け「3G上網850型」──の2プランで、ユーザー70万~80万件が恩恵を受ける見通しだ。これにより今年の同社非音声サービス事業売上高は140億元と、当初予測から10億元減少する見込みだ。19日付経済日報が伝えた。
同社のモバイルデータ通信通信については最近、接続状況の悪さに対するユーザーの不満がメディアで報じられた。業界関係者によると、スマートフォンの普及でデータ通信の需要は急速に高まっているが、ネットワークリソースの87%を1割のユーザーによる利用が占めており、これらヘビーユーザーが接続不良の原因となっているという。今回の措置は、大多数を占める通信量の少ないユーザーを優遇することで、不満を抑えたい考えとみられる。
また同社は3Gネットワークへの負担を軽減するため、同時にWi−Fi通信の利用を奨励している。
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