ニュース 社会 作成日:2011年7月20日_記事番号:T00031347
消費者文教基金会(消基会)が19日に発表した、交通に関する不満・要望アンケート調査結果で、「道路を平らにしてほしい」との要望が95%に上った。台湾ではバイク通勤が多いにもかかわらず、路面状態が悪いことが不満率の高さとなって表れた。市民からは「運転中、転倒した」「バイクじゃなく馬に乗っているようだ」など不満の声が聞かれた。20日付蘋果日報が伝えた。
交通大学交通運輸所の黄台生福教授は、道路が平らでないのは、政府の建設部門が工事した個所を、時間をあけずに別の部門が配管工事などで掘り返し、さらに路面の復元もいい加減なことが主な原因と指摘、政府が厳しく監督する必要があると語った。
なお、市民が要望する比率が最も高かったのは「交通機関運転手の過酷な労働環境改善」の95.5%だった。消基会によると、2005〜09年に高速道路で発生した大規模事故のうち6件(死者22名、負傷者60名)の主因がバス運転手の疲労だった。
同調査は4月にインターネットを通じて行った。消基会が挙げた13項目から特に改善を望む10項目を選ぶというもので、409人から回答を得た。
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