ニュース 医薬 作成日:2011年7月20日_記事番号:T00031355
中台が医療関連分野で連携強化を目指すために結んだ「海峡両岸医薬衛生合作協議」が6月26日に発効したことを受け、中台双方は8月にも同協議に基づく協議体の初会合を開く予定だ。20日付工商時報が伝えた。
行政院衛生署は19日、バイオテクノロジー産業の振興に向けた「生技起飛鑽石行動方案」(バイオテクノロジーの飛躍に向けたダイヤモンド・アクションプラン)の関連会合で、初会合の開催計画を報告し、台湾側から中国での新薬参入障壁の緩和などを要求する方針を明らかにした。
ただ、台湾側関係者は、中国の医薬品管理当局は、あらゆる決定について国務院の判断を仰ぐため、短期的に台湾側の要求が認められるのは困難との認識を示した。行政院は衛生署に対し、バイオテクノロジー業界から中国市場進出をめぐる問題や意見を聴取し、中台協議の場で取り上げるよう指示した。
同協議には、伝染病予防、医薬品の安全管理、漢方薬研究、漢方薬材の安全管理などの分野で中台協力を進めることが盛り込まれている。
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