ニュース 電子 作成日:2011年7月20日_記事番号:T00031361
米アップルが宏達国際電子(HTC)を特許侵害で提訴した問題で、争点となっているスマートフォン向けの基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を開発したグーグルは、「HTCは特許を侵害していない」と主張した。20日付経済日報が伝えた。
グーグルのエリック・シュミット会長は19日、訪問先の東京で、「HTCはアップルのいかなる特許も侵害しておらず、アンドロイドにも特許侵害の問題はない。グーグルはHTCを必ず全面的に支援する」と述べた。
これに先立ち、米国際貿易委員会(ITC)は15日、HTCがアップルの特許2件を侵害しているとの仮決定を下していた。
グーグルはシュミット会長の発言に加え、声明でも「ITCが最終的にHTCが特許侵害をしていない点に同意すると深く信じている」と表明。その上で、「アップルが至るところで訴訟を起こせば、アンドロイドなどオープンプラットフォームの発展にとって不利となり、技術革新が滞り、経済や消費者権益を損ねる」とアップル側を批判した。
これについて、HTCの容覚生財務長(CFO)は「グーグルは一貫して良好なパートナーであり、相互に支持している。HTCが特許を侵害していないとのグーグルの確信はHTCにとって前向きな知らせだ」と述べた。
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