ニュース 電子 作成日:2011年7月20日_記事番号:T00031371
瀚宇彩晶(ハンスター)傘下の和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)がアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル用タッチセンサーの生産に向け建設中の第5.5世代工場が、来年の第1四半期にも量産を開始する見通しだ。初期月産能力は5万枚、将来的には9万枚までの拡大を見込む。同工場で生産するタッチセンサーは、大部分がサムスン・モバイル・ディスプレイ(SMD)向けとなる。20日付電子時報が伝えた。
AMOLED方式のパネルは、従来のTFT(薄膜トランジスタ)方式より軽量で構造が単純なことから次世代の主流になるとみられている。SMDはAMOLEDパネル導入が最も早く増産に積極的で、第2四半期に第5.5世代パネル工場で、AMOLEDパネルの生産を開始した。ただ、韓国はタッチパネル産業のサプライチェーンが整っておらず、タッチセンサーでハンスタッチとの提携を決めた。
AMOLEDパネルは今後、スマートフォン以外にもタブレット型パソコン、携帯ゲーム機、テレビなどにも導入され、さらなる成長が見込まれる。今年は世界での出荷量が1億3,000万枚、来年には2億枚に達すると予測される。
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