ニュース 社会 作成日:2011年7月21日_記事番号:T00031379
汚職取り締まりを行う台湾で初の専門捜査機関として、法務部廉政署が20日、発足した。同署の設置構想は、馬英九総統が1年前に発表し、準備期間を経て正式発足にこぎ着けた。21日付中国時報が伝えた。
廉政署の若手廉政官8人が「廉政署、がんばろう!」と活躍を誓った(20日=中央社)
馬英九政権は、司法改革を政見に掲げ、クリーンな政治の実現を求める世論に応えるため、同署の設置を目指してきた。
馬総統は「公務員が汚職に手を染めないように努力をしてもらいたい。汚職の発生率を低下させ、検挙率を高めることを最終目標とすべきだ」などとあいさつした。
廉政署は180人体制で発足し、うち104人の「廉政官」(汚職取り締まり官)が捜査の主力となる。廉政官は警察、公務員監査要員、法務部調査局などからエリートが選抜された。調査組(捜査グループ)は北部、中部、南部にそれぞれ設置される。
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