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新光人寿と国泰人寿、中国子会社に設立認可


ニュース 金融 作成日:2007年10月15日_記事番号:T00003138

新光人寿と国泰人寿、中国子会社に設立認可

 
 生保大手の新光人寿と中国の海南航空が折半出資で北京に設立する保険子会社に対し、中国保険監督管理委員会から近く認可が下り、早ければ年内にも営業を開始する見通しになったもようだ。双方は今年初めに同委に設立認可を申請していた。13日付工商時報が伝えた。

 新光人寿北京事務所の謝文竜首席代表は、「本社に照会してほしい」として、事実関係の確認を避けた。

 一方、国泰金融控股は12日、傘下の生保大手、国泰人寿(キャセイライフ)が同委から北京での子会社設立に関する認可を取得したことを明らかにした。台湾の保険会社が北京に法人を設立するのは初めてで、同社の中国における子会社は、上海、江蘇、浙江、福建に続き5カ所目となる。

 国泰金控はまた、国泰人寿と損保の国泰世紀産物保険の合弁による中国での損保子会社にも設立認可が下りたこと明らかにした。台湾の保険会社で中国に損保子会社を設立するのは初めてとなる。

 ただ、国泰の投資計画は、台湾側での認可手続きが遅れており、現在は行政院金融監督管理委員会(金管会)が原則的に同意した段階。今後は経済部投資審議委員会などの同意が必要となる。