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可塑剤やホルムアミド、毒性化学物質に指定


ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月21日_記事番号:T00031391

可塑剤やホルムアミド、毒性化学物質に指定

 行政院環境保護署は20日、フタル酸ブチルベンジル(BBP)など可塑剤22種類、プラスチック製の床シートに多用されるホルムアミド、農薬に含まれるエンドサルファンを毒性化学物質に指定した。21日付中国時報が伝えた。

 また、これまで第4類毒性化学物質に分類されていた可塑剤のうち、フタル酸ビス(DEHP)とフタル酸ジメチル(DMP)を第1類に、フタル酸ジブチル(DBP)を第2類にそれぞれ指定替えし、使用規制を強化した。また、これまで3歳以下向けの玩具への使用が禁止されてきたフタル酸ジノルマルオクチル(DNOP)は14歳以下向けの玩具への使用を禁止した。

 同署は「今回の追加指定と指定替えの対象物質は、分解しにくく、生物濃縮、生態毒性、発がん性などの特性があるものだ」と説明した。

 今回の決定により、DNOPやホルムアミドを含む子供用玩具、子供用品、浮き輪、消しゴム、床シートなどは販売ができなくなる。