電気自動車の普及に向け、車輌研究測試中心（ＡＲＴＣ、彰化県鹿港鎮）は現在、台湾初となる電気自動車向け充電スタンドの建設を進めており、今年第４四半期にも開設する計画だ。21日付電子時報が伝えた。
関連業者によると、世界各地の充電スタンドは、地区ごとに異なる充電方式にそれぞれ対応しているだけだが、建設中の充電スタンドは世界各地のさまざまな充電方式に対応する。台湾は電気自動車を新たな輸出産業に育成する方針を固めており、開発車両の試験環境を十分に整えるのが狙いだ。
具体的には、経済部工業局が定める台湾式の充電方式「先導運行規範」だけでなく、▽日本の急速充電方式、チャデモ▽中国、ＧＢ▽米国、ＳＡＥ▽欧州、ＩＥＣタイプ１──などの方式に対応することが検討されている。
