ニュース 電子 作成日:2011年7月21日_記事番号:T00031395
製紙最大手の永豊餘造紙(YFY)は20日、中国・江蘇省揚州市の子会社、無線ICタグ(RFID)メーカーの「永道無線射頻標籤(アリゾンRFIDテクノロジー)」の株式39.3%を取得し、100%子会社とすることを董事会で決めた。投資額は700万米ドル。21日付工商時報などが報じた。
アリゾンは、永豊餘とその傘下で電子ペーパー世界最大手の元太科技工業(EIH)との合弁により2007年に設立された。しかし元太は昨年、電子ペーパー事業に専念するとしてアリゾン株の大半を永豊餘に譲渡。永豊餘は今回、残りの元太保有分を取得した。
永豊餘は、世界のRFID需要は爆発的に増えており、今後5年間、市場規模は毎年30%以上成長するとの見方を示した。中国での需要も激増し、アリゾンの売上高も年50%のペースで成長を続けており、今年の生産・販売量は、昨年の2億1,400万個から4億個以上に増加する見通しだ。
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