ニュース
商業・サービス
作成日：2007年10月15日_記事番号：T00003140
1111人力銀に377万賠償判決、ライバル企業のデータ詐取
オンライン中心の人材紹介会社、1111人力銀行が、ライバル企業の104人力銀行から約２万件の求職者データをハッキングによって詐取したとして、104側に377万台湾元（約1,350万円）の賠償金支払いを求める判決を台北地方法院より下された。13日付自由時報が報じた。
判決によると、1111人力銀の社員４人が2002年10月、104銀のホームページにアクセスし、ハッキングによって求職者８万件のデータを不正に取得。このうち６万件は1111側のデータと重複していたため、残る２万件を詐取して利用したという。
自由時報によると、企業秘密を不正に取得して賠償金の支払いを求める判決が下されたのは台湾で初めてという。
