ニュース 電子 作成日:2011年7月21日_記事番号:T00031401
発光ダイオード(LED)光源の液晶テレビ需要が低迷し、LED業界ではハイシーズンの7月に入っても回復の兆しが見えない中、最大手の晶元光電(エピスター)は、バックライト向け製品の不振から7月平均の設備稼働率が7割前後まで落ち込むとの見方を示した。21日付電子時報が報じた。
エピスターによると現在、屋外看板向け、照明向け4元LEDの需要は強く、生産ラインもほぼフル稼働となっており、8〜9月まで受注見通しが立っている状態だ。しかし、バックライト向け需要は低迷しており、強い値下げ圧力がかかっている状況だ。同社は現在、想定を超える低価格での引き受けに踏み切っていないため、7月の受注状況は前月を下回る状態だという。
璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)も、テレビ向け需要は第2四半期に比べ弱まっていると指摘。顧客は、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休および欧米の年末シーズン向け需要により、8〜9月には例年のハイシーズン水準を回復するとみているが、LED業界では大きな期待は抱いていないという。
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