ニュース 社会 作成日:2011年7月22日_記事番号:T00031405
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里董事長の女性秘書(38)が、夫と共謀し、過去4年間に会社資金8,380万台湾元(約2億2,800万円)を詐取していたことが明るみに出た。クアンタは夫婦を刑事告発する一方、だまし取った資金の返還を民事訴訟で求める構えだ。22日付自由時報が伝えた。
報道によると、女性秘書は林董事長の業務上の贈答品購入などに絡み、林董事長のサインを偽造する手口で、会社資金をだまし取っていたとされる。だまし取った資金は不動産、高級車などの購入に充てられていた。
クアンタは今月6日、「職員の会社資金横領で最大6,000万元の損失が出た」と公表していたが、実際の被害額はそれを上回っていたことになる。
問題の女性は、2003年5月から8年間にわたり林董事長の秘書を務め、董事長の信頼も厚かったという。クアンタは今年4月になって不正に気づき、電子メールの分析などから犯行の全容が明らかになった。
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