ニュース その他製造 作成日:2011年7月22日_記事番号:T00031417
工業用紙業界は、台湾の古紙価格で1キログラム当たり5.6台湾元(約15円)へと、ピーク時の6元から6.7%下落がみられることから、値上げは困難ながら粗利益率が改善する可能性があり、下半期は上半期より楽観できるとの見方が21日、台湾区紙器工業同業公会(紙器公会)の鄭人銘理事長(正隆の副董事長)より示された。昨年の台湾の紙器販売量は7年ぶりに20億平方キロメートルを上回り、今年上半期も前年同期比4.63%成長した中、通年では同5%の成長を見込んでいる。22日付蘋果日報が伝えた。
工業用紙市場では上半期、中国の玖龍紙業(ナイン・ドラゴンズ・ペーパー)や理文造紙(リーマン・ペーパー)が生産能力を増強し、価格競争が激化した。原料価格の高騰も続き、台湾元高で値上げもできない台湾メーカーは利益が圧迫されていた。第2四半期が非需要期に当たることや東日本大震災の影響も追い打ちをかけた。
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