友達光電（ＡＵＯ）傘下、太陽電池材料の友達晶材はこのほど、彰化浜海工業区（彰化県）内の鹿港西二区で約19ヘクタールの用地を12億5,000万台湾元（約34億円）で購入した。今後、３期に分けて太陽電池用多結晶シリコン（ポリシリコン）の材料、インゴット、ウエハー生産を手がける工場を設置する計画で、先週、工業局の審査を通過した。早ければ来年初めに第１期工事が着工、同年末に完成する。１年に１期のペースで建設を進める構えだ。22日付工商時報が報じた。
友達晶材は、台中港に隣接する工業団地、中港加工出口区、および中部科学工業園区（中科）后里園区（台中県后里郷）にも太陽電池向けシリコン工場を建設中だが、彰化工場と中港工場はポリシリコン製品、后里工場は単結晶シリコン製品を主に生産する。
