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CSC、Q3受注は4%減予想


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月22日_記事番号:T00031422

CSC、Q3受注は4%減予想

 中国鋼鉄(CSC)の第3四半期受注量が平均4%減少する見通しだ。9月に川下顧客が在庫調整を行うためと同社は説明している。22日付の経済日報によると、CSCの9月向け受注は熱延製品が1割、冷延製品が2割の減少が予想される。また電磁鋼板、電気亜鉛めっきコイルも需要が減少するものの、鋼板と棒線は、ねじ、ナット、工具、機械製造向け輸出が好調なことから、需要は正常水準を保つとみられる。

 一方、第4四半期の見通しについてCSCは、日本の自動車工場で東日本大震災からの復旧が進み、鉄鋼製品の需要増が見込まれることや、中国で鉄鋼価格が着実に上昇していることから、「今期より悪くなるとみる理由はない」としている。

 また証券会社は、第4四半期が例年、鉄鋼製品の需要期であることに加え、川下顧客の在庫水準が下がり大幅な需要増が見込まれるため、景気回復の可能性は高いと指摘した。