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九豪が一詮と合弁、LED照明向け放熱基板に参入


ニュース 電子 作成日:2011年7月22日_記事番号:T00031427

九豪が一詮と合弁、LED照明向け放熱基板に参入

 台湾唯一のアルミナ基板メーカー、九豪精密陶瓷(LEATEC FINE CERAMICS)が、発光ダイオード(LED)照明用放熱基板市場への参入に向け、LED用リードフレーム大手の一詮精密工業と合弁会社「立誠光電」を設立すると表明した。紀慶霖・九豪総経理は、「チップ抵抗基板世界3位としての技術を備える当社が、LED照明市場に参入するのは楽」と語り、商機獲得に意欲を示した。22日付工商時報が報じた。

 立誠光電は当初の資本金が2億台湾元(約5億5,000万円)。出資比率は一詮が50%、九豪が40%。桃園縣蘆竹郷の南崁工場が今年10月に完工し、第4四半期か来年第1四半期に量産を開始する予定だ。初期の月産能力は10万枚。顧客になる可能性のある企業と既に商談を行っている。