スマートフォン最大手、宏達国際電子（ＨＴＣ）は21日、中国ポータルサイト運営大手の新浪網（シナ・ドットコム）と共同で、同社のミニブログサービス「新浪微博」向けにカスタマイズしたスマートフォン「ＨＴＣ微客」を北京で発表した。中国で新浪微博専用のホットキーを搭載したスマートフォンが販売されるのは初めて。22日付工商時報などが伝えた。
「ＨＴＣ微客」（同社リリースより）
微客はフェイスブック携帯「サルサ」を改良したもので、タッチパネルで操作を行う。ＨＴＣはフェイスブック用のホットキーを新浪微博用に改めた。
ＨＴＣは同時にタブレット型パソコンの「Flyer」も発表した。ＨＴＣ微客もFlyerも発売時期と価格は明らかにされなかったが、中国メディアによると、家電量販最大手、蘇寧電器の小売価格は、微客が3,380人民元（約４万1,000円）、Flyerが5,500人民元だという。
