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康師傅、今年度100億元の利益を目指す


ニュース 食品 作成日:2007年10月15日_記事番号:T00003144

康師傅、今年度100億元の利益を目指す

 
 食品大手、頂新集団の康師傅は第2四半期、世界の食品産業が原料コストの上昇に影響を受ける中、「拡張こそ王道」路線を堅持し、経済規模効果と生産工程の改善により単期利益約80%の大幅成長を果たした。上半期の純利益は1億4,500万米ドル、1株当りの純利益は1.71米ドルに上った。康師傅は11月24日に第3四半期の業績を発表するが、飲料ハイシーズンに加え、生産能力の拡充が規模の経済をもたらしたことにより、下半期利益は上半期を上回り、通年では100億台湾元(約361億円)を突破する可能性もあるとみられる。

 また、康師傅の魏應州董事長は12日、滞在先の中国天津市で、「中国のインスタントラーメン市場は今後20年、毎年少なくとも15%から20%の成長が見込めるが、康師傅の成長率は市場のそれを上回るだろう」と意気込みを示した。

 米ACニールセンの上半期市場調査によると、中国市場において康師傅は、インスタントラーメン、飲料、ミネラルウォーターの市場シェア3冠王に輝き、飲料で50.4%、インスタントラーメンで45.7%を誇る。13日付経済日報が報じた。