ニュース その他分野 作成日:2011年7月25日_記事番号:T00031440
馬英九総統は22日、中華民国全国工業総会(工総)幹部と会見した席上、シンガポール、フィリピン、インドと貿易協定締結に向けた初期段階の交渉を進めており、3カ国との経済協力を個別に同時進行で拡大していく意向を示した。また、米国主導の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加にも意欲を示した。23日付工商時報が伝えた。
馬総統は「域内の統合発展に密接な注意を払っており、われわれも参加を望んでいる」とTPPへの参加に前向きな姿勢を示した。馬総統は前日の21日、日本経済新聞社の杉田亮毅会長、読売新聞グループ本社の老川祥一最高顧問と会見した際にも同様の考えを示していた。
一方、馬総統が挙げた3カ国のうち、シンガポールとの経済パートナーシップ協定については、交渉が中断したとの一部報道があったが、施顔祥経済部長は「交渉は続いている」と説明した。
インドとの間では、双方のシンクタンクが経済協力の実現可能性に関する研究を進めており、台湾側の研究は中華経済研究院が担当している。8月中に台湾側関係者がインドを訪問し、経済協力協定の締結問題を話し合う計画も浮上している段階だ。
フィリピンは昨年、台湾に経済協力協定の締結を提案しており、双方は現在、実現可能性に関する研究を進めている。
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