ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月25日_記事番号:T00031446
中国人観光客のほとんどが訪れる中部南投県の観光地、日月潭の高級リゾートホテル、涵碧楼(ザ・ラルーホテル)は24日、来年1月1日から宿泊料金を10%引き上げると発表した。一方、同地の高級ホテル、日月行館(オークラ・リゾート・サン・ムーン・レーク)は値上げ計画はないと表明。雲品酒店(フロー・デ・シン・ホテル)は既に今年年初、宿泊料金を微調整している。25日付経済日報が報じた。
ザ・ラルーホテルを傘下に有する郷林集団の頼正鎰董事長は、台湾景気の力強い回復とコスト上昇、インフレ圧力を考慮して4年ぶりの値上げを決めたと説明した。現行の1泊1万5,500~5万4,300台湾元が最低1万7,000元(約4万6,000円、別途サービス料1割)となる見通しだ。
頼董事長によると、昨年は平均して3日に1組だった中国からの団体客が、今年上半期は2日で1組に増加。客室稼働率も昨年の80%から今年上半期は86%に上昇し、通年では90%が見込まれる。中国、日本、欧米など海外からの宿泊客が全体の40%を占める見通しだ。
ロープウエーも開通したことから、昨年日月潭を訪れた観光客は過去最高の延べ775万人で、うち115万人が中国人だった。
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