ニュース 医薬 作成日:2011年7月25日_記事番号:T00031449
公立病院の調達に絡む汚職事件を捜査している桃園地方法院検察署(桃園地検)は22日、容疑者55人を収賄などの罪で一斉に起訴した。23日付自由時報が伝えた。
黄焜璋・行政院衛生署医院管理委員会元執行長(左2)は23日、1000万元で保釈された(23日=中央社)
起訴されたのは、行政院衛生署医院管理委員会の黄焜璋元執行長を筆頭に、元院長6人、元副院長1人、病院幹部・医師17人、業者側30人となっている。このうち、取引業者から350万台湾元(約950万円)の賄賂(わいろ)を受け取ったとされる黄元執行長は懲役25年、罰金700万元が求刑された。
元院長クラスの被告は、▽基隆医院▽楽生療養院▽新竹医院(現台大医院新竹分院)▽嘉義医院▽澎湖医院▽台中医院──の各元院長。収賄額では基隆医院心臓科の林継敏主任医師の624万元が最高だった。
贈賄側では、創世達実業、京鑽科技、宜徳医材の経営者が2003年から公立病院の調達受注を目指す「戦略連合」を結成し、病院関係者に賄賂を贈っていたことが判明した。賄賂の金額は調達金額の10%前後で、総額は3,000万元近くに上るとみられる。
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