ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月25日_記事番号:T00031451
中国・福建省古雷半島に石油化学コンビナートを整備する古雷石化産業園計画で、台湾企業がこれまでに14のプラントの建設に着工するなど、工事が急ピッチで進んでいる。台湾企業の投資額は総額294億人民元(約3,500億円)に上る。中国新聞社電などが伝えた。
古雷石化産業園は、中国政府主導で整備が進められており、台湾で国光石化科技(KPTC)のプラント建設が断念されたことから、中国側は同産業園に「台湾石化産業園」を設け、台湾石化業界へのラブコールを強めている。
これまでに廈門翔鷺集団の高純度テレフタル酸(PTA)プラント(年産150万トン、投資額36億元)、騰龍芳烴のパラキシレン(PX)プラント(年産80万トン、投資額127億元)の建設が進んでおり、来年上半期に生産が開始される予定だ。このほか、中華民国全国工業総会(工総)の陳武雄理事長が投資する古雷聯合商貿の進出も決まった。石化原料、石化関連設備の生産などに1,000万米ドルの投資を見込んでいる。
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