ニュース 石油・化学 作成日:2011年7月25日_記事番号:T00031453
中国の商務部が22日、日台のポリブチレンテレフタレート(PBT)に対する反ダンピング(不当廉売)関税の課税を即日解除すると発表したことを受け、▽長春人造樹脂廠(CCP)、PBT年産能力30万トン▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、同12万トン▽新光合成繊維(SSFC)、同5万トン▽遠東新世紀(ファーイースタン・ニュー・センチュリー、旧遠東紡織)、同4万トン──は、第3四半期以降の売上高に恩恵が見込まれる。23日付経済日報が報じた。
2006年から期間5年間で課されてきた反ダンピング関税の税率は、CCPの6.24%を除き、その他の日台企業はいずれも17.31%だった。
石化業界の業界団体、台湾区石油化学工業同業公会(石化公会)の統計によると、台湾の中国向けPBT販売量はかつて、中国の輸入量全体のうち、03年は49.3%(7万9,000トン)、04年は同48.2%(9万6,000トン)と5割近くを占めていた。
台湾のPBTは主に、▽コネクター▽リレー▽スイッチ▽端子──など電子電器部品に70%、自動車工業に12%、蛍光灯部品やスケート靴など日用品に18%が使われている。
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