ニュース 社会 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031462
台北市の有名なジュース店で搾りたてオレンジジュース1杯を80台湾元(約220円)で購入し、家に持ち帰った30分後に見てみると、プラスチック容器のふたに半円形の穴が4つ空いていたという読者の声が蘋果日報に寄せられた。同紙が26日報じた。
同紙記者がその後22日に同店でジュース5杯を購入したところ、10分後にはふたの4カ所が半円形にへこみ、20分後には大きな穴が4つ空いていた。専門機関の検査の結果、ポリスチレン(PS)製のふたが微量、ジュースに溶け出していたが、長期間摂取しない限りは健康に影響は出ないという。
ただ、これについて長庚紀念医院林口分院は、材質識別マーク「6」のPSは酸性の液体に溶けやすく、胃腸がんを招いたり、生殖能力が低下する恐れもあると指摘した。
蘋果日報の調査によると、問題のふたを製造したのは易昇塑膠(彰化県鹿港鎮)で、規定のマークを印字していなかった。新北市政府環境保護局によると、業者は印字したマークに応じてリサイクル費用を負担しなければならず、負担を逃れるために故意に印字しない場合は廃棄物清理法違反に当たり、営業停止処分もあり得る。
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