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王建民が待望のメジャー復帰、30日メッツ戦に登板へ


ニュース 社会 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031463

王建民が待望のメジャー復帰、30日メッツ戦に登板へ

 米球界での活躍から「台湾之光」の称号を持つ王建民投手(ナショナルズ所属)が故障から回復し、いよいよメジャーに復帰する!王投手は30日の対メッツ戦に先発予定で、メジャーでの登板は約2年ぶりとなる。


25日の調整登板で打ち込まれた王投手。メジャーではかつての輝きを取り戻せるか(25日=中央社)

 王投手はヤンキース在籍中の2006〜07年、2年連続で19勝を挙げるエース級の働きを見せたが、08年に右足を負傷して以来、故障が続き、試合中に右肩を負傷した09年7月4日以降は公式戦から遠ざかった。10年にナショナルズへ移籍した後も、一度もメジャーのマウンドに立つことなくリハビリを続けていた。

 今年はようやくマイナーで投げられるまでに回復し、順調に調整を続けてきた。ただ25日に登板した3Aの試合では、得意のシンカーが甘く入ったところを突かれ、5回8安打5失点の成績に終わった。王投手自身は「どうしようもない」と反省したものの、球団側は「ケガは完全に治った」と判断。先発の一角、ゴーゼラニー投手が不振に陥っていることもあり、王投手のメジャー復帰が決定した。

 朗報を聞いて「苦しいリハビリを続けたかいがあった」という王投手は、「この間多くの収穫を得た。体のケアや弱点を補強することも学んだ」と振り返る。現在、球速は142〜143キロ前後で150キロ以上出ることはまれだが、王投手は「コンディションはヤンキース時代の8〜9割。あと4〜5キロ上積みできるはず」と語っている。

 台湾中が待ち望んだ王投手のメジャー復帰第1戦。再びメジャーのマウンドによみがえった王投手の雄姿を見ようと、この日、台湾では数多くのファンがテレビの前にくぎ付けになるに違いない。