ニュース 農林水産 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031466
台湾糖業(台糖)は、肉豚卸売価格の高騰に加え、豚肉需要が高まる中元節(旧暦7月15日、今年は8月14日)に向けて豚肉小売価格の上昇が予想されることから、7月末まで1日当たりの肉豚供給を従来の800頭から1,000頭に拡大する。26日付工商時報が伝えた。
肉豚卸売価格は6月に100キログラム当たり7,300台湾元に達し、現在はさらに7,600元(約2万600円)まで上昇している。小売価格値上がりを懸念する行政院農業委員会(農委会)は15日、養豚業界に出荷拡大を要請する緊急調整措置を発表しており、今回の台糖の措置はこれに応じたものだ。
しかし台糖の肉豚は台湾市場でシェア4%を占めるにすぎないため、同社の出荷拡大によっても肉豚価格の上昇は止められず、中元節までに肉豚卸売価格は1キロ8,000元に達するとみられる。台糖も、中元節による需要増で小売価格はさらに5%値上がりするとみている。
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