ニュース その他製造 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031467
経済部統計処が25日発表した6月の工業生産指数は130.85ポイントで前年同月から3.61%上昇したものの、上昇率は過去22カ月で最低だった。また、製造業生産指数(133.54ポイント)も前年同月比上昇率は3.52%と過去22カ月で最低となった。26日付工商時報などが伝えた。
6月は電子部品業が不振で、生産指数の前年同月比上昇率は3.95%と、5月の11.28%から急降下、2009年9月以来の最低を記録した。経済部は、太陽電池産業やファウンドリー業界の景気低迷を主な原因として挙げた。また化学材料業は、中国の金融引き締め政策や台塑集団(台湾プラスチックグループ)一部工場の操業停止に影響を受け、前年同月比12.5%の下落となった。
一方、機械設備業の生産指数は同13.63%上昇した。自動車産業と情報・電子産業の活況に加え、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効効果により輸出が好調だったことが要因だ。
7月の見通しについて経済部は、化学工業の生産拡大は期待できないものの、基本金属、機械設備業、パソコン・電子・光学製品は、安定成長が見込めるとの見方を示した。
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