ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031472
経済部統計処が25日発表した6月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比3.38%増、前年同月比5.25%増の1兆2,145億台湾元(約3兆3,000億円)となり、過去2番目に高かった。自動車販売の好調や、猛暑によるクーラーや扇風機販売が大幅増となったことが好材料となった。26日付工商時報が伝えた。
飲食業売上高は前年同月比8.8%増の311億4,000万元と過去4番目を記録。年成長率は卸売・小売業を上回った。可塑剤問題で食品・飲料需要が一時落ちたものの、猛暑に加え卒業シーズンや端午節でレストラン需要が増えたこと、日本人観光客の来台数が6月に延べ9万人を回復したことが貢献した。
卸売業売上高は8,814億7,900万元(同4.8%増)で過去最高を記録。中でも「自動車・二輪車および部品」が前年同月比11.54%増と最も高い年伸び率を示し、これに「食品・飲料・たばこ」の同7.94%が続いた。
小売業売上高は3,018億5,800万元(同6.24%増)で過去5番目に高かった。うち「情報通信および家電製品」の年成長率が11.97%と最も高く、これに「自動車・二輪車および部品」(同10.45%)、「総合小売業」(同7.78%)が続いた。
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