ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031478
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、8月の鉄鋼製品の台湾市場向け価格(1トン当たり)を発表した。冷延製品は500台湾元(約1,400円)引き下げたが、熱延製品と溶融亜鉛めっきコイルは前月から据え置いた。26日付工商時報が伝えた。
同社は、最近欧米や中国の顧客から9月分として熱延製品を各1万トン前後、ほぼ半年ぶりに大量受注を得たことを明らかにした。鉄鋼製品価格の底入れ反発とともに、川下顧客が市況の先行きを好感して調達を始めたのではないかと好感している。
陳坤木同社董事長は第4四半期の見通しに期待感を示した。鉄鋼市場が需要期に入るのに加え、日本の自動車メーカーの生産体制が回復して需要が増えていると指摘。最近、日本の鉄鋼メーカーは韓国向けの熱延製品で、取引価格が安すぎる場合は売らないなど強気の姿勢に転じているという。
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