ニュース 電子 作成日:2011年7月26日_記事番号:T00031486
鴻海科技集団(フォックスコン)はこのほど、タッチパネル事業を強化するため、中国・四川省成都市に設立したタッチパネルメーカー、鑫成科技の曽建瑜董事長を同事業の責任者に就任させる人事を内定した。26日付経済日報が伝えた。
鴻海は鑫成科技を世界最大級のタッチパネルモジュール企業へと育成することを視野に入れている。米アップルにタッチパネルを供給する宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)に取って代わることが目標だ。
鴻海は当初、傘下の液晶パネル最大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)からタッチパネル部門を独立させる構えだったが、調整が進まなかったため断念。中国に設立した鑫成科技をタッチパネル事業の中核に据えることにした。
鴻海の郭台銘董事長は、タッチパネル需要を逃さないように、曽董事長に「全方位的な顧客サービス」を整えるよう指示した。鑫成科技はアップルのタブレット型パソコン「iPad」向けの9.7インチタッチパネルを皮切りに、将来的には半製品のセル生産から組み立てまでを一貫して行う体制を整えたい考えだ。
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