ニュース 社会 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031493
個室で若い女性から性的なサービスを受けられる台湾独特の性風俗「摸摸茶(モーモーチャー)」が最近、中国人個人旅行客に人気を集めているという。27日付蘋果日報が伝えた。
同紙の調査によると、台北市の10カ所以上の宿泊業者がインターネット上で「摸摸茶」の広告を行っていることが分かった。
こうしたサービスは一般に「五木MMT」という隠語で呼ばれている。五木は「林森(木が5つ)北路」の隠語、MMTは摸摸茶の発音の頭文字だ。宿泊業者は昼間から夜間にかけ、「女子学生によるサービス」をうたい、中国人客にラブコールを送っているとか。業界関係者によれば、手による射精サービス込みで1時間1,800台湾元(約4,000円)が相場だという。
同紙記者の潜入取材によれば、店内には50歳以上の中国人客が多かった。幹部店員は「中国人客は台湾人のガイド経由で予約した上で来店する。台湾での遊び方は中国と違うので新鮮だという話だ」と説明した。
また、潜入取材の記者を接客した女性は「中国人客はグループでやって来る。40~50代の中年客が多く、若い地元女性を指名する」と話した。
法律的には個室内での性的サービスは違法だが、摸摸茶は既に中国人の男性観光客の「新名所」として定着しつつあるようだ。
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