ニュース 社会 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031499
行政院環境保護署(環保署)は26日、台湾全土における酸性雨観測データの傾向分析を発表した。酸性雨が降った日の雨水の平均酸性度(pH値)は4.74で、「トマトジュース並み」だった。27日付自由時報などが伝えた。
環保署は、雨水のpH値が5.0を下回った場合を酸性雨に分類している。1991年から2010年までの観測データを総合すると、台湾全土の酸性雨観測所12カ所で採取した雨水サンプルのpH値は平均5.02で、酸性雨が降る確率は53%だった。
確率が最も高かったのは、桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)の75%。以下、▽台北市の陽明山山頂部、73%▽基隆市沖の彭佳嶼、64%▽台北市、54%▽宜蘭県、53%──など、北部の観測地点が続いた。
また、昨年4月7日と10月18日に陽明山山頂部でpH値3.74を観測するなど、「食酢」(pH値2.5−3.5)に迫る酸性雨がしばしば降ることも確認された。
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