ニュース その他分野 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031501
行政院公共工程委員会(工程会)の李鴻源主任委員は26日、雲林、彰化県にはこれ以上、科学園区を設置すべきではないとの考えを行政院国家科学委員会(国科会)に伝えたことを明らかにした。台湾高速鉄路(高鉄)沿線の地盤沈下対策として、同2県で967カ所の深井戸を封鎖する計画案が決まったことを受けたもの。李主任委員は、行政院環境保護署(環保署)に対しても、同2県は水資源の消費量が大きい産業には適さず、今後新たな工場設置が計画された場合は、厳格な審査を実施するよう提案したと説明した。27日付経済日報が報じた。
李主任委員はさらに、既に設置されている中部科学工業園区(中科)虎尾園区(雲林県虎尾鎮)についても、今後も継続して用水のリサイクル率を高めると表明した。今後開発される彰南花卉園区(彰化県)、台湾高速鉄路(高鉄)彰化駅、雲林駅などでは、地盤沈下対策として軽質建材を使用するとともに、水利用において対策を講じる考えを示した。
なお、現在開発が進められている中科第4期二林園区(彰化県二林鎮)への企業誘致について国科会は、バイオテクノロジー、機械、IC設計など用水量が比較的少ない産業を対象とする意向を示した。
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