ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031505
台湾映画界では今夏から来年春節(旧正月)にかけ、1本当たり1億台湾元(約2億7,000万円)以上の制作費をかけた大型作品が相次いで上映される予定で、台湾の映画館で「国産映画」が過去最高の15%のシェアを獲得できるかに注目が集まっている。27日付工商時報が伝えた。
来年春節までに上映される台湾映画のうち、制作費が1億元を超えるのは6本で、中でも霧社事件を描いた「賽徳克・巴萊(セデック・バレ)」には7億元が投じられる。
映画制作会社、原子映像の劉蔚然総経理は「台湾市場は小さく、収益を上げにくいため、映画制作費は多くの場合、1,000万~2,000万元に抑えられてきた。最近は大中華圏市場を見据え、最低1億5,000万~2億元をかける大規模な映画が増えている」と指摘した。
映画館業界の統計によると、台湾映画の興行成績がシェア10%を超えたのは「海角七号」が上映された2008年(12%)のみで、通常は10%以下にとどまっている。映画業界は台湾映画のシェアが史上最高の15%を達成できるとみて、期待感を強めている。
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