ニュース 機械 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031507
工作機械メーカー、友嘉実業(フェアフレンド)を筆頭とする友嘉集団の朱志洋総裁は26日、大型旋盤の生産を専門とする日本の老舗企業の株式を55%取得し、買収する計画があることを明らかにした。順調に進めば来月末にも明確になるという。27日付工商時報が伝えた。
朱総裁によると、買収を検討中の日本の工作機械メーカーは財務体質が健全で30億円の預金があり、負債はない。原子力発電所や風力発電所、大型造船所など向けに旋盤を供給しているという。秘密保持協定を結んでいるため、現時点では社名を公表できないとしている。
なお、この日本企業は1889年創業で資本金は4億9,000万円。中国・上海にも進出しているという。
友嘉は高松機械工業や岩田製作所、メクトロンなど日本の大手と合弁で高価格の旋盤やエアコンプレッサー、ドリルセンターの工場を設けている。内外の工作機械メーカーの買収に積極的に取り組んでおり、インドやイタリアにも工場を置いている。
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