ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031509
中国鋼鉄(CSC)は26日、チタン合金の圧延加工により、厚さ8ミリメートルのチタン板の製造に成功した。同社は特殊合金鋼分野への参入および高級鋼材市場開拓に向けた大きな一歩だと表明した。原料のチタン合金は、1日に量産を開始した中国子会社、常州中鋼精密鍛材(江蘇省)が生産したもの。27日付工商時報などが伝えた。
圧延加工したチタン板。CSCは、チタン板製造の成功は、これまで高額な輸入製品に頼らざるを得なかった台湾の産業発展に大きく貢献すると強調した(同社ニュースリリースより)
同製品はチタン、ジルコニウム、ニッケルなどの特殊合金製パイプやタンクを製造する台湾企業、柏夫企業(パーフェクト・ウェルディング・テクノロジー)へ、ケミカルタンク用に供給する。
CSCは、今後この成功モデルをもとに、精密材料領域での発展を目指し、中鋼精密鍛材と協力して、製品のさらなる付加価値向上に努める構えだ。
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