ニュース 電子 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031513
華碩電脳(ASUS)は、インテルが提唱する薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」のカテゴリーで計画している製品の主力機種は、大部分が1,000米ドル以上の販売価格になるとの見通しを示した。米アップルの「MacBook Air(マックブック・エア)」に対抗して9月末から10月初めに発売する11.6インチの「UX21」と13.3インチの「UX31」は1,000~1,600米ドル、ローエンドのメモリーやSSD(ソリッドステートドライブ)、旧世代の中央処理装置(CPU)を採用した1機種のみ1,000米ドル以下となる見込みだ。27日付電子時報が報じた。
インテルはウルトラブックのシェアを2012年に消費者向けノートPC市場で4割まで拡大することを目標としており、今年第4四半期に発売される第1世代主流機種の価格帯は1,000米ドル以下との見方を示していた。
しかし部品業者によると、液晶パネルや重要部品の歩留まり率が予想より低く、▽鴻海科技集団(フォックスコン)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)──など受託メーカーが改良を重ねたもののコストは下がらず、1,000米ドル以下の実現は目下困難な状況だ。
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