ニュース 電子 作成日:2011年7月27日_記事番号:T00031517
IC設計大手、義隆電子(ELAN)の葉儀晧董事長は26日、タッチパネル関連製品の第3四半期出荷量が前期比10%成長するとの見通しを示した。27日付蘋果日報が伝えた。
葉董事長によると、同社のノートパソコン向けタッチパネルICは昨年シェア12.3%で世界2位。今年上半期の出荷量は1,720万セットで、台湾および日中韓からの受注に支えられ、8月は過去最高の400万セットに上る見通しだ。通年シェア18%以上、将来的には20%超を目指す。
また、タブレット型PC向けも第2四半期に少量出荷が始まった。同社は先ごろ第3.5世代のタブレットPCタッチパネル用コントローラーICを開発、8月からテスト生産、第4四半期に量産に入る予定だ。同製品はデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を採用し、アトメル製品と比較してもコスト面などで競争力があり、現在内外の顧客と接触を進めている。
なお、同社第3四半期売上高はコンシューマー向け電子製品向けやマイクロ・コントローラー・ユニット(MCU)の出荷が減少するため、前期14億3,900万台湾元(約40億円)と同水準か5%以内の減収と予測している。
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