ニュース その他分野 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031525
行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した6月の景気指標によると、総合判断指数は前月を1ポイント下回る26ポイントで、景気対策信号は5段階評価でちょうど中間の「緑(景気安定)」を4カ月連続で維持した。28日付工商時報が伝えた。
景気動向指数は、先行指数が前月を0.2%上回る128.8ポイントで、6カ月移動平均で見ると上昇幅は1年7カ月連続で低下した。同時指数は前月を0.01%上回る134.97ポイントでほぼ横ばい。遅行指数は前月を2.8%上回る148.2ポイントだった。全体として景気は引き続き拡大局面にあるが、勢いは緩やかとなっている。
景気対策信号を構成する9要素のうち、工業生産指数の上昇値は前月の8.2%から4.2%に低下し、景気信号は景気過熱傾向を示す「黄赤」から景気安定の「緑」へと後退した。また、機械・電機設備輸出も景気安定の「緑」から景気後退傾向を示す「黄青」に後退、製造業売上高は、景気後退傾向の「黄青」から景気安定の「緑」に改善した。この結果、総合判断指数は前月比わずか1ポイントの後退にとどまった。
総合判断指数は、今年2月まで1年4カ月連続で「赤」「黄赤」という景気過熱傾向を示したが、3月以降は景気安定の「緑」(総合判断指数31~26ポイント)を示している。
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