ニュース 政治 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031526
親民党が来年1月の総統・立法委員同日選挙で、立法院での勢力拡大に注力する姿勢を打ち出し、与党・国民党の単独過半数維持は厳しいという観測も出回る中、国民党主席を兼ねる馬英九総統は27日の同党中央常務委員会で、「国民党と親民党はもともと同じ系統で共通の理念と価値観を持っており、兄弟で相争う必要はない。最大の善意と誠意を示して泛藍(汎国民党陣営)の団結を図りたい」と発言した。28日付中国時報が報じた。
馬総統は、「国民党は(団結への)努力が不足している」と呼びかけた(27日=中央社)
国民党は、親民党が選挙区の候補者名簿を発表する前に、交渉を通じて泛藍陣営の候補者調整を図りたい意向だ。交渉がまとまらなかった場合、有権者への支持率調査を通じて一本化を図ることも視野に入れている。
ただ、両党が選挙協力でまとまる可能性は低いとみられている。国民党の大物幹部は同日「情勢は非常に厳しい」と現状認識を率直に吐露。党内からは「過半数維持のためにはかなりの努力をしなければならない」との声も聞かれている。
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