ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031531
先月28日に中国人の台湾自由旅行が解禁されてから約1カ月となるが、内政部入出国及移民署が27日発表した統計によると、この間、実際に台湾を訪れた中国人個人旅行客は578人にすぎないことが分かった。解禁初日に200人以上が訪台したものの、それ以降は振るわず、特に7月上旬は1日当たりの入境者が1けたまで落ち込み、後半に入りようやく数十人に回復した。旅行業界からは「自由旅行の申請手続きが煩雑なせいだ」との指摘も出ている。28日付蘋果日報が報じた。
入出国及移民署の統計によると、26日時点で申請件数は1,601件、審査通過は1,205件、入境者数は578人だった。
康福旅行社の陳振宏副総経理は、この1カ月の入境者は大部分が親族訪問や企業に招待されての台湾視察が目的で、本当の意味での自由旅行者は少なかったと指摘した。
観光局は、団体旅行の解禁時も当初は予想を下回ったと強調し、2カ月後には好転するとの見方を示した。
「小三通」自由旅行、28日から
行政院大陸委員会(陸委会)は27日、福建省の住民を対象とした金門、馬祖、澎湖の「小三通」自由旅行を28日から解禁すると発表した。初日は150人が訪れる。
「小三通」台湾自由旅行解禁を発表する劉徳勲・陸委会副主任委員(左)。人数制限なし、財力証明の提出も不要だ(27日=中央社)
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